毎年この時期といえば、八戸までの1000キロ以上の帰省に際し、
クルマは大変なんじゃないか、
伊丹~三沢の飛行機は高いんじゃないか、
仙台や青森で乗り継いでも結局変わらない、
と逡巡するものだが、
今年は初めての子どもができて嫁様のお腹が大きくなり、
生まれて初めて帰省しないことに決めたのである。
とはいえ、安定期に入ったならば旅行に行くもの、
との教えにより、近場を検討した。
それならば。
盆に行きたいところと言えば近場では阿波踊り以外にない。
映画•眉山を見てからずっと行きたかった。
…チャンス!!
ホテルは6月末の時点で一軒だけとれた。
徳島駅から2キロほど外れた古めのビジホ。
思いのほかボロかったが寝るだけなのでヨシとする。
嫁ではなく彼女となら泊まれない。
徳島ラーメン、いのたに。
徳島ラーメンの定義は、醤油とんこつに豚バラとタクシーの運ちゃんに聞いた。
観光用のパンフレットには生卵が必ず写ってるけど、地元のモンはあんま入れんよ、と。でもご飯は必ず食べるよ、と。
ラーメン屋さんから歩いてすぐのところに、ロープウェイ乗り場が5階にある、阿波踊り会館があった。
一人往復1020円。
片道510円なら、往復1000円ぐらいにせーよと。いいけど。
山頂でかき氷。
レモンと宇治金時。金時豆はプラス100円。
眉山の山頂からは徳島の街が、
鳴門大橋までよく見える。
吉野川の河口があり、海が近い。
四年前のGWに、埼玉在住の先輩に声掛けてもらって四国ツーリングしたの思い出す。
色々あったけど、徳島から西に行くなら川沿い行けよ、が印象に残っている。
徳島といえば阿波踊りと阿波尾鶏、と。
すだちハイボール。
夕食後、予約していた有料席に向かった。
18時~と20時半~の2部公演。
せっかくだからとS席がロッピーで予約出来たのは20時半の市役所前。
思いのほか観客が少なく寂しい感はあったが、
身重の連れ添いの手間、ラクだし、
市役所前の公衆トイレがガラガラなのもよかった。
途中で何度か通り雨があったものの、
全身濡れるには至らず最後まで楽しめた。