まさかこんなに早くプジョー5008とのお別れが来るとは思っていませんでした。むしろ5008は絶好調でしたが、事情があって2016年式のまだ初回車検も来ていないVWトゥーランが我が家に来ることになり、玉突きで5008が出ていくことに。
皮肉なことに、5008を売り飛ばした翌日にフランス車の大イベント、フレンチトーストピクニック(福井県、金津創作の森)に、あろうことか生まれて初めてフランス車以外で所有したドイツ車で行く始末。
GWは5008で青森まで、5月下旬にトゥーランで福井まで行ってきたので、今のうちに比較をしておきます。
- サイズ
ほぼ一緒です。まさか、なほど。
- 外観
サイズが一緒なので似てます。5008の方が丸みがあり、トゥーランの方がシャープでランプ類はLED。色も5008はパールホワイトで柔らかみがあり、トゥーランはソリッドな白でした。
- 内装
5008のエアコンの吹き出し口はアシンメトリーで、昔乗ってた306の似てたので思い入れがあった。
5008のグレードはシエロで大きなグラスルーフがついてたけど、2年で電動シェードを開けて走ったのは数える程。
5008のチャイルドウォッチミラーと、後部座席の窓に内蔵された巻き取り式のサンシェードが秀逸でした。トゥーランにはいずれもなし。
トゥーランにはドアに夜光るオシャレ照明がついてる。シトロエンにはあるけど5008にはなかった、素敵。
フロントガラスは5008の方が角度が寝てて、ダッシュボードに奥行きがあるけど、正直夏暑いので、トゥーランぐらい角度が立ってるのがいい気がする。
シートはどちらも色気はないけど、5008はフカフカで、トゥーランは硬めだけど長時間疲れにくい、と言われてるけど、これはフランス車の圧勝でしょう。
シート配列、使い勝手は同等。2列目が3席独立なのはチャイルドシートを2つ並べて大人が1人座るのにベストでしょう。チャイルドシートを適正に使わないのは論外ですけれど。
- 乗り心地
5008はウルトラスムーズ。乗り心地の良さに加え、アイシンAWの6ATが秀逸。トゥーランの7速DSGはスパスパ切り替わってタコメータ見てて楽しいけど、特に停止からの発進ではドンと繋がる感じが否めない。少しジャダーを感じる時もあるしね。
5008ではマニュアルシフトなんか必要性を感じたこと無かったけど、トゥーランではたまにしたいと思うかも。
あと、アクセルペダルの角度が5008の方が好み(寝てる)。トゥーランはペダルの角度が比較的立っていて、ライブの後乗ったら運転中に足つって死ぬかと思いました。
ロードノイズは5008は大きめかなと思っていたけど、トゥーランでもあまりかわりませんでした。
- 燃費
トゥーランの圧勝。
5008は市街地のみ8-10km/h、高速メイン14程度。
トゥーランは市街地のみ10-12、高速メイン17前後。
トゥーランの方がDSG+アイドリングストップの1400ccターボ、5008がアイドリングストップなしの1600ターボですが、スムーズさは5008の圧勝でしょう。クセがあるのは圧倒的にDSG。これをどう見るかは好みの問題です。ただただスムーズなトルコンATにするのか、燃費が良くダイレクト感があるDSGにするのか。自分なら、この程度の燃費差ならトルコンがいい。発進や駐車がめんどくさい。
- コスト
プジョー5008の勝ちかな。たいてい購入価格を燃費差額では回収できないでしょう。距離にもよりますが。
よって、今ならまだ、どちらを買うかと問われれば、やっぱり旧型5008が妻子持ちにとってはコスパいいので買うと思います。