今時オイル漏れしたりエンジンが壊れるクルマがあるとは、思ってもみませんでしたよ。カワサキじゃないんだから。
春先に壊れる
今年4月にターボクーラントポンプとサーモケースからの水漏れ(クーラント空っぽ)からのイグニッションコイル(1番)死亡で振動大、Engine Fault. からのレッカー。
こんなに新しい年式のクルマで、慣れ親しんだこの文字列に再会できるとは思いませんでしたね。
この修理の際に、併せてエンジンからのオイル漏れも指摘されていましたが、ディーラーからの見積もりが高額なため、立ちくらみがして様子見することに。
さらに壊れはじめる
しばらくすると、イグニッションON直後にディスプレイに表示される「Oil level correct」が、警告音とともに「incorrect」になってしまいました。これは、、オイル漏れが酷くなってることを示唆するものなのか。
時折ボンネットから白煙が出るようになりましたが、「漏れたオイルがエキパイに垂れてるだけだ、心配ない」と自分に言い聞かせていました。
なぜなら、出産予定日よりも早く、第二子がいつ生まれてもおかしくない状況になってしまったから。産気づいたら速やかに病院に搬送する任務があります。悠長にクルマ屋に預けとくわけにもいかないのでした。
盆前に壊れる
無事に出産、退院を終えたのを見計らうように、「Engine Fault」.空気読んだか。
今度は振動はありませんが、冷間始動時にしばらく全くパワーが無くなり、しばらくすると普通に走れる事象。素人ながら、ターボか燃料ポンプかな、と。
テスターにかけると、「高圧ポンプ異常」。
直噴エンジンなので、通常の燃料ポンプの先に、昇圧するための「高圧ポンプ」が設置されているそうで。
他の方のブログを見ていると、『現行プジョー1.6tエンジンの四大疾病』と言われているようで、メジャーなトラブルのようですね。。
- イグニッションコイル
- 高圧(燃料)ポンプ
- タイミングチェーンテンショナー
- インテークバルブのカーボン堆積
この他にタペットカバーの割れによるオイル漏れ。うちのもなってましたし、五大疾病に推薦します。
高圧ポンプとオイル漏れ修理の見積もりをもらって、その場で「いつやってもらえますか?」と予約。
か、預けてから修理日に電話をもらって、
「エンジン開けたらタイミングチェーンが暴れてました(失笑)重複箇所の工賃頑張りますのであと4万ほどプラスを」とことで、即OKし、めでたく20万超えと相成りました。
従って、四大疾病の1〜3まで経験したことになります。4はさすがに来ないで欲しい。
ちなみにこの1.6tエンジン、BMWとPSAの共同開発でMINIやシトロエンにも使われてるし、性能、フィーリングともにとても良い。
が、壊れる。
MINIが割と早めに違うエンジンにシフトしていますか、このせいか?
プジョーはNEW5008にも、ディーゼルとこのエンジンを使用しているようですね。。
高圧ポンプのトラブルは、このエンジンを載せてるMINIでも出てるようで、同じエンジンだけあって、高圧ポンプの写真もほぼ同じものに見えますが、部費代はプジョーが6万に対しMINIか15〜18万とのこと。こんなとこでビーエム価格??
代車は乗り換えを促すためか
代車は308GTのSW、走行3000km程度のディーゼルでした。修理入庫を義母に行ってもらったので、夜ソワソワしながら子供を寝かしつけて、少しだけ試乗。
街灯のない青空駐車場なので、その外観は全く見ずに運転席に座って乗った初めてのクルマ。笑 SWなのも乗るときに気付いた。
やっぱり低回転で走るのね。エンジン音も気にならないし、トルクもある。タコメーターは右側にゼロがあるのね。笑
とっても良い経験にはなったけど、結果的には5008って乗り心地はウルトラソフトだし、(まともなら)エンジン凄く気持ちいいし良いね、と再認識した次第。
5008、嫁氏に愛想つかされないように、しばらく乗れるといいんだけど。