祖父が89才で急逝しまして。
でも戒名がステキでした。
お寺の住職曰く。
『生前、大好きなバイク(スーパーカブ)で遠くまで出掛け、「青」々とした野「山」を駆け巡り、山野草や「華」を愛で、ひとときの心を癒やし、愛したバイク=2「輪」で、「かりん」とつけさせていただきました』
えらいカワイイけど。かりんちゃん。
でもツーリングライダーの手本みたいな。
最近は糖尿病で透析し、目が見えなくなってカブで崖下に落ちても、荷台のロープで自力で引き上げるようなじさまでした。
子供の頃にはクワガタ取りに裏山へ行き、十六文キックみたいに栗の木を蹴り込んでくれて、振動でポタッと落ちた虫を拾ってた。
草ボーボーだけど、昔は夏場は孫が来るので刈ってくれていた。
葬儀には祖父母の兄弟や、子、孫を中心にけっこうな人数が集まりましたが、老人チームは10年したらほとんどいなそう笑
向こうの地域の火葬場はいっぱいで、順番待ってたら一週間後になるってことでうちの市の火葬場(実家の近所)でやりました。
早朝に浜に行くと、たくさんメカブがあがってた。家自体は全然浜の近くじゃないけどね。せっなくなんで父が嫁と孫を遊びに連れて行きたがって。
ガスってる。
八戸の夏の海ってかんじ。ヤマセ。
内陸行くと普通に暑いけど、沿岸は朝13℃とか。
実は身内の葬式は今年三件目らしく、最近同じ状況で葬式を先延ばしにした結果、遠方から来た息子が葬式の前に帰らざるを得ない事態になってモメたとのこと。
いずれにしろ、ゆくゆくは田舎の家はどんどんなくなっていく。