MOTORCYCLEs to 8Doors

W650改めバンディット1250F

真夏の(大)冒険2023

紀伊半島酷道イプシロンで走ってきました。

36℃とかだとバイクは無理。台風7号も近づいてる。

イプシロンで遠出は2回目。また、だいぶ仲良くなれた気がします。

 

高速で橿原まで行って、169号を南下。

ループ橋過ぎたところで大台ケ原ドライブウエイに入るものの、しばらくすれ違えない一車線。時折センターラインのある片側1車線になるけど、山歩きに行くのが目的でなければ、ただの林道。


f:id:kazapari:20230815214202j:image

大台ケ原からの小処温泉、前回は2009年秋だった。14年ぶり。ガラケー全盛。

当時は始めて所有したクルマ、ルーテシアRXEだった。OHCの1.6エンジンと4速のDP0(AL4)がマッチしてた。

kazapari.hatenablog.com

f:id:kazapari:20230815214641j:image

全然変わってないように見えるけど、玄関の灰皿が色褪せてる。(上、今。下、2009年。)


f:id:kazapari:20230815215709j:image

当時も狭路すぎて、もうクルマでは二度と来ないと思ったことを思い出した。

ただ、前回はそのまま帰ったが、今回は425号を嗜んで尾鷲まで。

 

酷道として名高い425(死にGo)、無事通れてよかった。通行止めの期間も長いと思う。感覚的に8割方はすれ違えない一車線。ところどころに退避場所がある。

2箇所は幅制限のある吊り橋。

行ってみないとわからない。

 

坂本ダム
f:id:kazapari:20230815215747j:image
f:id:kazapari:20230815215806j:image

吊り橋。
f:id:kazapari:20230815221628j:image

 

その日は尾鷲市内のビジホに泊まって終わり。

国道沿いはガソリンスタンドたくさんあるものの、夕方6時すぎで一軒を除きすべて閉店。翌朝7時半からは開いてたみたいだけど。

地元スーパーの「SHUFU NO MISE」は面白い海産物が多いとのことでしたが、少し遅かったせいか品薄で、結局イオンで夕食を買って済ませました。

 

翌朝。

台風が近づいて雨。もっと近づいてくる前に、逃げるように帰ります。

311号は尾鷲〜熊野市街が酷道だけど気に入った。ずっと熊野古道

特に熊野市寄りがいい。久しぶりに太平洋見た。荒れてる。

一方で、熊野市街から内陸は311は快走路。イプシロンでの中速クネクネの走り方は、今回の168号で身についた。登りでも下りでもシフトダウンするの小排気量のMTらしい。

f:id:kazapari:20230815221858j:imagef:id:kazapari:20230815221918j:image

 

熊野本宮の大斎藤大鳥居に行こうとしたら、雨粒大きくなってきて断念。

168号を北上して帰途へ。子ども連れて熊野三山に来てもいいかなと思ったけど、車酔いする下の子にはムリな道だった。
f:id:kazapari:20230815223531j:image

 

今回の道の駅;


f:id:kazapari:20230815225533j:image

 

イプシロンは旧車風なので、オーディオはCD.

藤の白毫寺は渋滞注意

先週日曜日、朝10時頃から2時間半並びました。f:id:kazapari:20230507224539j:image

藤の盛り、コロナで四年ぶり藤まつり開催の条件にも関わらず、前夜の雨で臨時駐車場が全て閉鎖。

数十台の第一駐車場のみ。臨時は第5?ぐらいまでありそうだったけど、先に車を降りて子供を連れて歩いてった妻曰く、「水たまりを柄杓で掻き出そうと試みるおじいがおる」とのことだったが、到達した頃にはそれもやってませんでした。

 

3キロ近く渋滞してるのに、駐車場から1台出たら1台入るスタイル。地獄。
f:id:kazapari:20230507224635j:image

帰る頃にはR176まで車列が伸びていた。臨時駐車場を普通に使えたらまだマシなんだろうけど、それでも2時間待ちは普通の模様。訪れる方はご注意を。

一般車だけでなく、観光バスも修羅場のようでした。

 

諦めて、たけのこご飯と唐揚げ買っていただきました。
f:id:kazapari:20230507225129j:image

普通の藤より長いですね。
f:id:kazapari:20230507225151j:image

白毫寺では孔雀を飼ってましたが、子供の頃に、なぜか実家でも飼ってたので。。

 


1ヶ月も前に予約したので雨が降ってもいいように、常設テントを予約してみました。結果、大正解。
f:id:kazapari:20230507225859j:image

夜中はまとまった雨、前室が広くとても便利だったし、アルパカのお陰で朝方10℃近い気温でも問題無し。

雨でテント畳まなくて良かったし、完全勝利。

 

丹波悠々の森

キャンプ場 | 丹波悠遊の森

常設テントは1台横付け可、料金所は8500円+風呂300円✕4人で、雨の日は何物にも代えがたい。

 

県立丹波並木道中央公園。

小さい子連れにはとても良かった。恐竜が動いてるのは16時まで。

https://kizuq.me/shufu/hyogo-prefectural-tanba-namikimiti-central-park/

 

吉野山の桜見物

小倉百人一首にハマってる息子からのリクエストで、吉野山の桜を見に行くことにしました。

余談ですが、関西では小中学校で百人一首の暗唱をやるそうですね。もちろん東北にはそんな文化はありませんが、息子が百人一首にハマったキッカケは名探偵コナンの劇場版映画でした。。

 

 

何も知らないので車で行きました。

桜井市で前泊し、朝7時半過ぎにホテルを出発。30分ほどかけて国道169号に出ます。

パンフレットには臨時駐車場が2つ(第1とA)あり、遠くのAに停めたのが正解だったようです。駐車した8:20ごろでもだいぶ余裕がありましたが、近い第一の方はビッシリ。いずれもシャトルバスが出ていて、遠くてもそれほど変わらないので。

 

左はGPSログ、右はパンフレット。
f:id:kazapari:20230406021738j:image

パンフレットはイマイチイメージがしにくい。ので、ホテルのフロントの方も丁寧に説明してくれましたが、

「まさに、こっちが馬の頭で、こっちがしっぽで、こっちが脚です」

実際に行ってみても全然ピンと来ませんでしたが笑、シャトルバスでは上千本の手前まで連れてってくれて、そこから稜線を下ってくる感覚はありました。下千本まで、両側はずっと飲食店などが並んでます。

 


f:id:kazapari:20230406022846j:image

 

吉水神社

南朝って。そーゆーことか。
f:id:kazapari:20230406023540j:image

吉水神社入口の一目千本桜。今回は、全体の中でここが一番よかったかも。
f:id:kazapari:20230406023658j:image

 

金峯山寺(きんぷせんじ)。

有名な3体の青い蔵王権現が見たくて。

素晴らしかった。
f:id:kazapari:20230406023649j:image

ホームページから。
f:id:kazapari:20230406024512j:image

国宝蔵王堂の拝観料は大人1600円と高めでしたが、堂内に入る際の履物入れ(紺色の袋)とお札がいただけて、個室での懺悔の権利も付いているので、お得感はありました。

f:id:kazapari:20230406024917j:image

 

帰りは下千本駐車場のところからシャトルバスに乗りましたが、長蛇の列で1時間強、並んで待ちました。これはもう、櫻のピーク時期の週末なので仕方ないですね。

 

 

桜井市に前泊したので、少し見て回りました。

大神神社(おおみわじんじゃ)。

読めん。けど、参道の三輪そうめん流しのお店(乾製麺所)がとっても良かった。

ただ、神社の無料駐車場はたくさんあるものの、来訪者も多くてどこも満車近く、出たとこに入る、ような感じで。

f:id:kazapari:20230406025705j:image

 

参道も渋滞してるので、国道169から入ってすぐの第1か第2駐車場に入ったほうがいい。神社からは離れるけど、渋滞にハマるより歩いたほうが早い。今回は第2に停められました。

f:id:kazapari:20230406030354j:image

 

聖林寺(しょうりんじ)。

国宝の十一面観音がご立派。に加え、駐車場や周辺の桜が素晴らしいし、雰囲気もいい。

f:id:kazapari:20230406030831j:image


f:id:kazapari:20230406070957j:image

この辺の寺社はいいとこばかりですね。

飛鳥寺安倍文殊院、岡寺、橘寺、談山神社。。

 

花粉症

PM2.5は目にきて、黄砂は喉にくるらしい。

じゃあ、花粉は?

 


f:id:kazapari:20230315000408j:image

 

f:id:kazapari:20230315000623j:image

たつの市綾部山梅林近くの菜の花畑にて。


f:id:kazapari:20230315000659j:image

近所の梅は終わりかけ。

 

まさか!エンジンがかからない!
f:id:kazapari:20230315000934j:image

と思ったらキルスイッチでした。

淡路島Tu

ODO.12345㎞


柏原山展望台です。眺めはとてもいい。

南側から林道を上がりましたが、軽トラの轍はしっかりあるものの、石や落ち葉が多くて大きいバイクではしんどいですね。カブならもっと楽しめそう。

念願のナゾのパラダイスに入場できましたよ。

以前は水仙を見に、義母を含む家族で行ったので、さすがに入れませんでした。所謂”秘宝館”ってやつで。

と思ったら平日は開けてないとのこと。ガックリして帰ろうと思ったら、水仙守のおっちゃんが開けてくれた!「10分~15分で見てきなよ!」ということで。

何かを思い出しそうになりました。

「ネットで見てきたのか?最近はそうだもんなー。

 観光マップにも載せてくんねーんだよ。

 勉強になったろ?彼女連れてくんだよ。こんなトコだってのは黙ってな、

 水仙見に、花見に行こうって誘うんだよ。な。」

勉強になりました。

 

帰りに酒蔵に寄って、今時期の生原酒を買って帰宅。

sennenichi.co.jp

酒蔵のお母さんにコートがかわいいって褒められた

gwmarveric

 

 

家に帰ったらちょうど12345㎞でした(ほんとはちょっとだけ遠回りした)

 

www.youtube.com

イプシロン車検

ODO.42000km.

4月に買ってから1,000㎞ちょっとしか走ってません。

それもそのはず、何もなければ半径1㎞以内の小学校・保育園と空手道場に、子供の送り迎えにしか使ってません。道場の駐車場がトゥーランでは少し狭いのよ。。

車検半年残りで、納車時は車検を取り直さずに様子見していましたが、調子は良好。

めでたく車検をとりました。オイル交換だけしてコミコミ7万円。

お店はうちのイプシロン・パープルを掲載していたところ、その後2台売ったそうで、少しサービスしてくれた模様。Win-Win

 

代車はポロ。

15年落ち近いと思いますが、もうこれでいいじゃん、といつも思わせてくれるチョイ古のワーゲン。アシに30万ぐらいで程度のいいクロスポロがあれば幸せになれそう。
f:id:kazapari:20221201225859j:image

 

ただし、お願いしたミッションオイル交換は、

「うちじゃできませんわー、ディーラーにでもお願いしてください」

とのことで。昔からそーゆーお付き合いなので別に悪いとも思いませんけど。

 

そういえばメンテナンスノートがついてたな、と思い出して、シート下から引っ張り出してみると、平成26年の新車時から令和3年11月まで、つまり購入する半年前まで、同じディーラーで12か月点検がもれなくされていました。

大事にされてた子だったのね。

何故だか少しほろっときそうになりました。

さらに、純正のタッチアップを発見!実は運転席のドアノブ付近にある、ドアパンチ痕を少し気にしてたので、使ってみようかな。気づいてたら車屋にお願いしたかったな。
f:id:kazapari:20221201230006j:image

 

とゆーことで、メンテをしてくれる店を探し中。ご存じの方は一報を。

明石市内のめっちゃ近所に濃そうなイタ車屋があるけど、門をたたくのは少し躊躇。

三木市にあるFiat500専門店が、コンポーネンツを共有するイプシロンのデュアロジックメンテも実績あり。順当にいけばこちらかな。

・ディーラーは神戸と姫路にJeepがあるけど、クライスラーは、そもそもイプシロンはやってくれるのか。

11年越しの震災遺構巡り

ようやく、やりたかったことのひとつが叶いました。

これもタイミングなんでしょう。コロナがあったり、子供が成長してきたり。

高校からの友人から、オススメコースを提案され、ほぼその通り回ってきたけど、これがまた素晴らしかった。

 

旧大川小学校
f:id:kazapari:20220925011128j:image
はじめからそんなつもりで行ったんじゃないのに、そこにいるだけで涙は溢れて来るのよね。

なんか子供たちの声が聞こえてくるみたいで。モダンなレイアウトの校舎だったのね。

何十人も亡くなった子供たちと、子供をなくした、残されて未来をなくした大人たちに感情移入してしまって。ひとりで来ればよかった、とも思ったけど、子連れできたから余計にくるものがあるのかわからないけれど。子供を持ったから、他人事ではいられないということか。

 

陸前高田 震災津波伝承館f:id:kazapari:20220925012449j:image

気仙沼からは20分少々。

実は気仙沼でもシャークミュージアムの入口のシアターは震災関係だったので、朝イチのウォームアップを経て、三陸道のICを降りる手前から高台移転した新しい集落を横目に、巨大な防波堤を見下ろしながら到着。

まず何より、防波堤の異様さ。この広大な更地の先の巨大な防波堤。ここにはもとは何があったんだろうかと思わずにはいられない。

f:id:kazapari:20220925012511j:image

はしゃいで駆けてく二人の子供が、だいぶ遠くに行ってから僕らを呼ぶ声が、やけによく聞こえたのは川に掛かった橋の手摺の影響なのかな。

f:id:kazapari:20220925012546j:image

f:id:kazapari:20220925014004j:image
堤防の上から海を眺める。この三陸の夏にありがちなジメッとした冷たい風と霧。

当然、喪服で訪れる方もいるし、その奥には高台移転。子供があまりうるさくしたら不謹慎ではないか、と心配する妻に、ただ同意するのも違うな、という気もしてる。
f:id:kazapari:20220925012601j:image
伝承館は情報量が豊富でしたね。

昔から数十年に一度訪れる津波で更地になる、を繰り返すことを宿命付けられた土地柄で暮らすということはどういうことか。

今回が前回以前と違うのは、鮮明な写真や映像が残るということと、津波が来て流されるものが昭和初期以前の木造の小屋主体から、自動車やビル、工場を含めた近代化された財産になって、失うものの価値が大きくなってしまったことが衝撃の大きさと比例してしまうのではないか。

被災直後の困窮した映像だけではない、その後のこの土地でのやり直しはどういう意味を持つのか。

この土地出身で、母と妹をなくした大学の後輩(年齢は同じ)は、当時すでに東京に就職していてその後どうしているか気にはなっていたが、OB会には二人目の子供が生まれたばかりのため不参加、という嬉しい理由で安心したところだった。

 

道の駅を併設していて、一本松天丼を食べずにはいられなかった。
f:id:kazapari:20220925020045j:image

 

ぜひ多くの人に、足を運んでみてほしい。

車はあったほうがいいので、遠くからならレンタカーがおすすめ。